ご当地うどんって結構な種類がある
以前、”水曜どうでしょう”という番組で大泉洋が伊勢うどんを食べていたの見て、いつか伊勢神宮参りの旅行をして食べてみたいと思っていた。昨今のコロナの状況なのでなかなか難しいので、ふるさと納税で探してみた。また、うどんといえば香川の讃岐うどんというイメージだが、ご当地うどんを調べると結構いろんな種類が出てくる。以前、北陸に住んでいたこともあるので氷見うどんは知っていたが、他にもたくさんあって、ご当地うどんの世界もかなり奥が深そうだ。うどん作りも以前したことがあり、うどん自体が結構好きなので、ご当地うどんを楽しみの一つにするのもアリだなと思った。
伊勢うどんの取り寄せ内容
今回ふるさと納税の取り寄せだが、かなり昔のテレビの記憶だったので、モチモチした麺というキーワードは覚えていたが、かけうどんタイプなのか、釜揚げタイプなのか、はたまた釜玉みたいなものなのかも覚えていなかった。あらためて、濃いめの色の醤油ダレで汁気が少ないタイプだったので、予想外の内容だった。8食分のセットで、2食ずつしっかりとした黒のシックな箱に入って届いた。
この伊勢うどんのふるさと納税のリンクはこちら調理方法
麺の茹で時間は4分であまり箸でほぐさずに自然にほぐれるようにとのガイダンスが書いてあった。出汁醤油をあけて混ぜると、出汁のいい香りが一気に漂ってくる。特にトッピングに関しての記載はないが、やはりここは卵・ネギ・鰹節をトッピングした。あとは七味がついていたので、それを添えて完成。
実食
たまり醤油の濃い見た目だが、出汁がしっかりしてちょうどいい醤油加減になっていた。麺は想像の上をいく柔らかさで、結構振り切って唯一無二というところまで持ってきている。伊勢うどんというジャンルを確立しているのが分かる食感だ。一口目は想像の上をいったので違和感があったが、食べるうちにどんどんハマっていくような食感で、麺にコシはないが、のどごしのほうはバッチリといった感じだ。消化にもいいのだろうと思う。
入れ替え実験
いつもの癖というか、なにか比較してみたくなり、下記の2つで入れ替え実験みたいなことをしてみた。
- この柔らかい麺をかけうどんで食べてみたらどうか
- この麺の逆をいっている、コシ命の讃岐うどんを伊勢うどん風にしてみたらどうか
実験結果
伊勢うどん麺のかけうどん
これはやばい。。。味が云々ではなくて、なにかしら懐かしい気持ちになった。40年くらい前の幼い頃には、讃岐うどんのようなコシのある麺はなく、袋にはいった茹で麺が主流で、当時、半ドンといっていた土曜の半日の学校(大人は土曜の半日の仕事)のあとの昼食で食べた柔らかいうどんを思い出した。
伊勢うどんの出汁の讃岐うどん
このうどんも美味しかったが、やわらかいモチモチの伊勢うどん麺の衝撃で、何かしら、それを求める口になってしまっている感があるのと、やはり、伊勢うどんに合うように作られた出汁醤油なのだろうと改めて思った。麺と出汁醤油の絡み方は、やはり伊勢うどんのモチモチ柔らかがあってのことだと感じた。
次回の楽しみ
しばらく伊勢うどんの虜になっていることだろうけど、引き続き、ご当地うどんを楽しんでいこうと思う。寒い季節になってきたので、山梨のほうとうもいいかもしれない。山梨で食べたかぼちゃのほうとうが、すごくおいしかった覚えがある。