家の近くのベーグル屋が結構人気で、朝から並ばないといけないので、しばらく食べることがなかったが、先日、店の前を歩いているときに、ふと、作ってみるかと思った。普段は居酒屋メニューの料理ばかりなので、たまには朝食にあうものを作ってみるのもよいかなと家族が起きる時間に合わせて作り上げようと少し早起きしてみた。
ベーグルについて
パンの種類の1つだが、バターや牛乳、卵などを使っていない。種を作った後の寝かせも10分程度なので、生地の中の気泡もパンより少なく、その分、ずっしりでもっちりとした食感になっている。あとは、焼く前に茹でるのがパンと違う特殊な工程だ。ケトリングといって、これによって表明のつやや食感が特徴的になっている。パン同様、プレーン以外にもいろいろなトッピングで様々な種類のものが作れてアレンジが無限にあるのでお店によって特徴的なベーグルがあったりする。
今回の材料(ココアベーグルのチョコトッピング)
- ベーグル生地(4個分)
- 強力粉 240g
- ココアパウダー 10g
- 砂糖 25g
- 塩 5g
- ドライイースト 3g
- お湯(40~50℃)160㏄
- トッピング
- チョコレート 適量(今回は板チョコ1枚分を湯煎で溶かして使用)
- ケトリング用
- お湯 800cc
- はちみつ or 砂糖 大さじ3
調理方法
生地作成
ベーグル生地の材料を混ぜて捏ねる。約100回くらい捏ねるとある程度まとまった状態になる。今回、水分が160㏄だと少し多い状態だったので結構手にひっつく状態だった。まだ湿気の多い季節なので、そこを加味して最後調整を入れるべきだったか思う。
寝かせ
捏ねがおわると4個に分けて、それぞれを丸めて、濡らして絞ったキッチンペーパーで多い、さらにラップをして、10分ほと寝かせる。
トッピングと成型
生地をのばして長方形にしていき、トッピングのチョコレートを湯煎し塗る(固形のまま小さく砕いておいてもOK)。チョコレートをくるんで棒状にしたあと、円形にして端同士をくっつけ、クッキングペーパーにおいておく。
ケトリング
お湯を沸かし、はちみつをいれる。クッキングペーパーごとお湯にいれていく。1分たったらクッキングペーパーを箸でもって裏返しにし、また1分ほど茹でる。湯で終わったら、お湯をきってオーブントレーにならべていく。
焼き上げ
200℃でプリヒートしておき、そこから15分ほど焼く。今回200℃にしたが、いろいろレシピを探していると230℃で10分程度の場合もあったりする。今回は初めてなので、焦げて台無しになるのを心配して比較的低温のものを選んだ。
出来栄え
初めてだったので、焼き具合が心配だったが、オーブンから取り出す時に、結構いい感じというのが分かった。ベーグル特有のどっしりもっちりという感じで、ケトリングによる表面のつやがいい。家族で朝食にして食べたが、チョコ好きの子供が一気に2個も食べて、明日も作ってくれとリクエストがきた。これまでこういったものをほとんど作ったことがなかったが、やってみると意外に楽しくて、餃子の皮を作る時のように没頭する時間になる。調子に乗って、自称・小麦粉男子と言っていたら、小麦粉じじいと言い返された。どこぞの妖怪のような言われ様、、、、
今後とおすすめポイント
リクエストと再現確認というのも込めて近々、同じものを作るが、ブルーベリー&クリームチーズVerも作ってみたい。おすすめポイントとしては、かなり材料がシンプルで小麦粉・ドライイースト・砂糖・塩でプレーンのものが出来てしまう。また、寝かせる時間も少なくて済むし、成型も意外と簡単だったので、家族・お子さんと一緒に楽しみながら作るのもいいのではないかと思う。