〆鯖のときにも言っていたのだが、やっぱり鯖はおいしい。〆鯖は鮮魚が売っているタイミング+仕込み時間が必要なので手軽ではないが、今回は鯖缶を使った超普段使いの鯖うどんをやってみた。
鯖うどん(ひっぱりうどん)について
結構前に秘密のケンミンショーでやっていたのだが、山形の名物でひっぱりうどんが紹介されていた。釜揚げうどんのように鍋のままうどんを食卓に用意して、鯖缶と納豆を使った漬けダレと絡めて食べるというものだ。家族が競争でうどんをひっぱるように食べるだとか、納豆の糸が引くのをたとえてひっぱりと名付けたとか諸説あり。確か、鯖缶ブームのさなかに紹介されていたと記憶している。鯖缶を結構使っていたので、ブームでお店からなくなってちょっと困った時期もあったが、ブームは落ち着いているようだ。ごろべぇ家は、うどんを冷水でしめて冷で食べるのがメインで夏場には登場回数が多い。
材料(2-3人前)
- 冷凍うどん 2-3玉 (乾麺でも全然OK)
- 鯖缶 1缶
- 納豆 1パック
- 薬味(お好みで)
- 青ネギ 小口切り 適量
- ミョウガ 小口切り 適量
- 大葉 千切り 適量
- 海苔 適量
- めんつゆ 適量 (味をみながら調整)
調理
冷凍うどんをゆで、ざるにあげて冷水でしめておく。鯖缶は器にいれたあと、スプーンでほぐしておく。納豆は添付のタレと一緒にまぜておく。薬味も皿に用意しておく。あとはそれぞれ自分の食べる分をとりあわせて、めんつゆをかけて混ぜていただく。調理といっても薬味の用意とうどん茹でる時間がかかるくらいで、あとは食べる人それぞれで混ぜる量を調整して食べていく。
鯖うどんの魅力
この食べ方にしてから鯖缶の使用用途がサラダ(主に和風オニオンサラダ)→鯖うどんメインになってきた。鯖缶ブームで鯖缶料理本がいくつか本屋に並んでいた記憶があるが、鯖缶をそのまま使うこういったメニューが手軽で普段使いにとっても助かる。また納豆と鯖だが、互いに味があるものなので、喧嘩するかと思ったら非常に相性がよい。薬味も含めてすべて食感が違うものを混ぜているので、最後まで飽きない。はじめに試した山形の人(かは分からないが)に感謝。