甘鯛 究極の血抜きで刺身とパリパリふわふわ松笠揚げ

甘鯛料理
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甘鯛について

4連休2日目、休日のルーティンの朝からスーパーのはしごをしていると、魚コーナーの元気のいい声で甘鯛を勧められた。鯖か鯛の気分だったが、心変わりして購入。甘鯛といって鯛と名前がつくが、真鯛の種類ではない。以前、日本海でスロージギングという釣りで釣ったことがあって親近感もある。早速、いつもながらの血抜きを行ったのだが、細長いので逆さになりにくく、今後なにかしら工夫をしないといけない。なにか板を用意して尾びれピン止めするようなものがいいかもしれないので、夏休みの工作として検討する。秋口にはタイラバかスロージギングの出陣するので、そのときに活躍してもらおうと妄想中。

松笠揚げ調理

今回は刺身の他に松笠揚げというものをやってみる。甘鯛は鱗が柔らかく、揚げたり焼いたりしてもそのままパリパリと食べられる。鱗だけでなく身も柔らかいほうなので、揚げるとふわふわだ。

ちょっと違和感があるが、鱗付きのまま一口大に切り分け塩を振っておく。その後、身側のみに片栗粉をまぶして大体170℃あたりで、1~2分程度揚げる。鱗が揚がるときの音が本当に心地よく、油から上げたときの鱗の質感もパリパリ感満載でたまらない。今回、付け合わせで、実家に帰った時の貰い物の丸茄子を一緒に揚げてみた。結構大きかったので半分は前日にグラタンにして食べたが、やはり時期のものはおいしい。

刺身準備

刺身のほうは、背側のほうを皮をつけたまま炙りにして腹側を普通の刺身にしてみた。身は想像よりも柔らかく、振り塩で少し締めてから切り分けたが、それでもかなり柔らかく、且つ脂が結構のっているので、かなり盛りつけに四苦八苦した。うーん、これは血抜き処理や水抜き処理がうまくいかなかったのか、はたまた素材がそういうものなのか、かなり気になってしまった。最近は鯵や鯛を同じように血抜き処理して捌いたが、こんなことはなかったので再検証したいがところだ。

甘鯛ディナー

家族で夕飯でいただいたが、松笠揚げは子供が気に入ってほとんど食べられてしまった。想定通り、パリパリふわふわで鱗の香ばしさと皮目の旨味が相まって絶品だった。刺身はというと、やはり柔らかいだけあって食感はまずまず。味のほうは甘鯛というだけあって、かなり甘く、醤油やツマとの相性がよかった。

次回の甘鯛メニュー

次に甘鯛を料理するときには、半身を松笠揚げ、刺身は背側を半分程度を炙りで数切れ程度にして、残りをアラと一緒に中華風蒸し料理にしようと思う。火を通すことで皮目がかなり風味がいいのと、身がふわふわになるので、揚げや蒸し料理が相性がいいと思う。今回、リーズナブルな値段で出会ったが、これより大きいサイズになるといい値段するので、なかなか手を出すことはない。どうにか日本海のスロージギングで一発大物をゲットしたいところだ。2年半前の釣果を引っ張り出してみたが、冬場の日本海のスロージギングで五目釣り状態で一匹、甘鯛が混じってくれた。この時も松笠揚げをして美味しかった覚えがある。刺身は甘鯛はあまり覚えてなく、うっかりカサゴが絶品だった記憶がある。秋は瀬戸内海でタイラバで晩秋から冬は日本海で底物釣りをしたいと思う。

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