太刀魚
釣りを長年しているが、約20年前にルアーの釣りにハマったのが太刀魚だ。夜中に波止からミノーというルアーを投げると水面に銀色の魚体をキラキラさせながらルアーを追いかけてくる姿が今でも忘れられない。その後、最近は遊漁船での釣りがメインだがたまに太刀魚も狙ったりしていた。太刀魚というだけに、サーべリング(サーベル:剣)という呼び方をされる釣り方だ。今回、釣りをしたわけではく、太刀魚の刺身用の柵を嫁が買ってきて、炙り刺しかカルパッチョをリクエストされた。いずれも材料をきって盛り合わせるという超簡単な料理だが、太刀から流行りの二刀流を想像して両方やてみってみた。
材料
- 太刀魚の柵 (今回2枚で500円)
- 薬味
- ネギ3本分
- ミョウガ1個
- 大葉2枚
- もみじおろし適量
- ポン酢
- カルパッチョ用
- ブロッコリースプラウト
- ミニトマト6個
- クレイジーソルト適量
- イタリアンドレッシング適量
調理
薬味とサラダの準備
炙り刺し用のネギは小口切り、ミョウガは細切り、大葉は茎の部分を取る。カルパッチョ用のスプラウトはそのまま切るのみで、トマトは4分の一に切っておく。
刺身の盛り付け
炙り刺しのほうは炙るときに割れないような陶器に並べる。カルパッチョのほうは上下にならべ、真ん中に、刺身の端切れをおいておく。最終的に上にスプラウトやトマトがのるので、端切れは隠れてしまう。カルパッチョのほうは、クレイジーソルトを振って下味をつけておく。
炙り
ガスバーナーを使うので、安全な場所において炙る。私はいつも、グリルのところでやっている。
出来上がり
あとはそれぞれ、切り分けた薬味やサラダをのせて出来上がり。カルパッチョにはイタリアンドレッシングを、炙り刺しはポン酢を用意して薬味をいれて食べる。
実食
このサイズの太刀魚は白身で淡泊なので、こういった薬味だったり野菜と合わせて食べるのがおいしい。炙り刺しのほうは炙ることで香ばしさが出るのと、身にも少し火が通ってふわっとした食感の部分がある。カルパッチョのほうは、少し気持ち薄めの削ぎ切りにしたので、スプラウトやトマトを巻いて食べると食感もよい。いずれもサッパリと食べれてお酒との相性もGood。料理を始める前は、こういう刺身の柵といえば、ただ切って並べて刺身醤油とワサビで食べていたが、ちょっと工夫することで、野菜が一緒に摂れたり、味の変化を楽しめたりする。レシピというものは世の中に無限大にあるので、これからも、いろいろなものを見て、試して、楽しんでいこうと思う。