家でのお好み焼きって
自宅でお好み焼きをする場合は、市販のお好み焼き粉でいわゆる関西風を作るのが一般的だと思う。広島風に関しては、いくつか重ね合わせていくので、場所もとるのでなかなかハードルも高くなってくる。フライパン2個使いにするか長方形のホットプレートでどうにかといったところだろう。今回はホットプレートでチャレンジしてみた。
広島風お好み焼きについて
先日、東広島市西条の酒蔵通りに行く際に広島県のご当地グルメのお好み焼きを食べてみた。広い鉄板でお好み焼きを作っているところが目の前で見ることが出来る。出来上がりを待っている間に作り方は自然と学べる事ができる。また、注文の仕方というか、メニューというか、お好み焼きを頼むときに”肉玉ソバ”か”肉玉うどん”か、で麺の種類を選ぶことが出来る。ソバは焼きそば麺のソバだ。麺が不要の人は肉玉野菜というパターンもあるみたいだ。その他、麺をWにしたりトッピングを選ぶ形だ。
材料
生地
- お好み焼き粉(通常の市販の関西風のやつ) 30g
- 水 50-60㏄
- 魚粉(カツオ粉など)
基本の具
- キャベツ 1/4個
- 青ネギ 3本分
- 天かす 適量
- 豚バラ 100g
- 焼きそば麺 一袋
- 卵 1~2個
トッピング
- いか天
- イカ
ソース
- ソース(おたふくソースが有名だが、私はカープソース派)
- あおさ
- 鰹節
- マヨネーズ
作り方
- 生地をクレープ状に焼く(生地の液を少し残しておく)
- 生地がある程度焼けたら魚粉を振りかける
- その上にキャベツ・青ネギ・天かすをのせる
- イカ天と豚バラをさらにのせる、残しておいた生地の液をさっと掛けてつなぎになるようにしておく
- ここで裏返して、豚バラをカリカリにキャベツをしんなりトロトロになるようにしばらく置いておく
- その間に、イカに火を通し、焼きそばを炒めていく。焼きそばにはソースを少しからめて下味をつけておく
- 焼きそばの上にイカをおき、その上に、具の本体をのせる
- 卵をそのままホットプレートにおとして、黄身をざっくり割ってクレープ状に薄く延ばす
- 卵が固まらないうちに、具の本体をそのまま卵にのせて麺と卵を一緒に焼き上げる
- 端に見える麺がある程度カリカリになったところで裏返してソースやあおさ、鰹節、マヨネーズをかけて出来上がり
作ってみて思ったこと
お店のような味になるかな?と心配であったが、たまたまキャベツの火の入り方がちょうどいい食感のところで出来上がったみたいで、かなり美味しくいただけた。今まで、家でお好み焼きといえば関西風だったが一つバリエーションが増えた。もちろんご当地の店で鉄板の上で出してもらってフーフー言いながらビールと一緒に食べるのが一番ではある。
あと、テフロン加工のホットプレートでやったので、フライ返しが小さいのしかなく裏返すときにかなり不安定だったので、大きめのものが必要だと思った。また、BBQ用の鉄板でキャンプでやってみるのもいいかもしれない。その場合は、大きめのステンレスのフライ返しがあれば、焼き上がり後も鉄板表面を気にせずにがっつり小分けにも出来るし、お店のようにそのまま鉄板で小ベラでフーフー言いながら食べることができるはず。そろそろ牡蠣の季節にもなってきたし、BBQやるときに牡蠣入りお好み焼きってのを作ってもいいかもしれない。
また引き続きどこかに出かけたときには、その地域のおいしいものをその場で堪能したり、家で作って楽しんでいきたい。