餃子の皮 中力粉と強力粉でどう違うのか比較してみた

餃子のある食卓
目次

3種類を準備

前回、中力粉の皮で餃子を作ったが、改めて強力粉と中力粉で比較してみたくなった。もともと中力粉メインで使ってたのは、かなり昔にうどんを作りたくて調べていたら、そのサイトに餃子の皮の作り方の紹介があり、その流れで基本は中力粉でやっている。そのあとTV番組の餃子店特集でモチモチ皮を強力粉でやっていたので、1回は作ったが、特に記憶に残っていない。今回、強力粉・中力粉・それぞれ半分ずつのハーフハーフを100gずつを作って焼き餃子で比較した。

強力粉と中力粉

いつもは日清の”雪”を使っていたが、今回“カメリア”にきちんと餃子って書いてあったので即購入。それを使って強力粉オンリーと、中力粉とハーフハーフのものを作った。いつもは200-300gを一気に水回しするのだが、今回はぞれぞれ100gで水回しをするのでバラつきが生じないように、慎重に粉、塩、お湯をはかって混ぜ合わせた。(粉100g、塩1g、水(お湯)55cc前後)

餃子の皮、作り途中

もちろん色や見た目では区別がつかないので、あえて形を変えて寝かせを行った。右から中力粉、ハーフハーフ、強力粉だ。朝方作り始めたのだが、常温で30分寝かせたのちに、冷蔵庫で夕食まで保管した。

餃子の皮の種、中力粉、強力粉とハーフの3種類

皮の成型

100gで12個に分割して、麺棒で丸く延ばす。皮を作る自体で粉による差は感じられないが、イメージで強力粉はモチモチ、という先入観はある、粉の違いと水分量の違いまで分かる域までは達していないのだが、まぁ、粉による違いと思って作業は進めた。

餡のレシピ

皮の他に大事なのが餡。今回は豚ひき肉がちゃんとあったのでいつものしっとりとした餡に仕上がった。料理・調理メインのブログをしているのでどこかにメモをして体系的にレシピを残す方法を考えないといけないが、取り急ぎ、ここに記載する。ひき肉250g、キャベツ5枚分(200g)、ニラ半束、オイスターソース大1、砂糖大1、酒大0.5、醤油大1、にんにく・生姜各1片、鶏がらスープの素小2+お湯50cc、ごま油大1、胡椒お好みで。

メモしておこうと思ったのも、これまで餃子を作ってきてきちんと皮と餡の量がバランスとれた試しがなかったが、なんと今回、ぴったり使い切って終わった。いやいや、皮の比較よりもこちらのほうでテンションがあがってしまった。

包餡

餃子包み完了3種類の皮、計36個

で、どれがどの皮か分からなくなるので、ラップしてマジックで記載。

餃子、皮比較、包み後

いざ食べ比べ

食べ比べのために3つずつ並べて焼いて、家族にどれが美味しいか確認をした。

結果、返ってきた言葉は、”何が違うの?”、、、、、 自分も先入観がありながら食べたが、大きな違いが判らず、強力粉=モチモチというイメージで少し強力粉に軍配があがった感じだった。包むときに皮の伸びが良かったので餡を少々多めにいれても帳尻合わせがしやすかったかな。

結局、どれも美味しくビールが進むのだが、比較して食べると構えてしまうので、2皿目はいままで通り円形に3つの餃子も順不同に並べて、見た目重視に切り替えた。焼き加減もギリギリまで攻めて、焼き目のカリカリの部分とその裏のモチモチの部分があいまって、はじめの比較のために焼いたのより美味しかった。

ということで、皮の違いを判りたくてやった比較だったが、自分の皮の作り方・焼き方だと、大きな差が出ることはなく、どちらかというと焼き方のほうが食感を左右する結果となった。

美味しさは餡・皮・焼き方のバランスだと思うので、今回の結果だけで皮にどの小麦粉が使うのが良いのかを決めるのはちょっと無理があると思った。引き続きあの手この手でそれぞれのレシピを変えて楽しんでいこうと思う。

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